3/21春分の日は、埼玉のメットライフドームにてオープン戦(西武vs巨人)が開催されました。
観客数はオープン戦なのに25374人!
東京から近い埼玉ということもありますが、レギュラーシーズンでもないのにこれだけの人を動かせるプロ野球の集客力に驚きです。
巨人のスタメンには元西武の中島と炭谷がそして、8番に指名打者として俊太が入りました。
2(遊)坂本
3(中)丸
4(一)岡本
5(左)亀井
6(右)陽
7(三)中島
8(指)田中俊
9(捕)炭谷
投手 高橋
西武の先発は開幕投手が確定している多和田。
昨年は点をとられつつも味方の圧倒的な得点力を信じて粘投し、最多勝を獲得した西武の現エースです。
しかし、この日は花粉症の影響が大きかったのか粘り強い投球は影をひそめ、集中力が度々途切れていた印象。
良いボールと悪いボールがはっきりしていましたね。
そこを確実に突いて巨人打線が爆発しました!
2回の岡本のホームランを皮切りに、6回までに多和田から9安打7得点!
岡本はアウトコースの簡単ではない球をなぜバックスクリーンまで運べるのか…!( ゚ ▽ ゚ )
オープン戦打率1割5分と数字的には不調だった岡本ですが、オープンに構えて重心を真ん中に置いた「絶対開かない打法」がついに馴染み始めたんでしょうか。
2打席目もボールをしっかりとらえた左安を記録したし、開幕に合わせて調整してきた感がありますね。
そして5回に坂本、6回に陽さん、さらに9回には途中出場の重信がそれぞれホームランを放ち、最終的には16安打(4ホームラン)13得点!
重信は2軍からのスタートでなかなか活躍できてなかったけど、この試合でホームランが出てよかった!
せっかく応援歌も作ってもらったし、重信→尚輝の1、2番が好きな人たちも多いから、これからもしっかり結果を出してみんなの期待に応えてもらいたいですね。
7回の守備からは大城がファーストの守備に入りました。使用していたミットはずっと前に阿部にもらったもの!
現在スタメンを争っている3人の捕手のなかでもっとも打撃面が期待できるのは間違いなく大城。
だけど小林や炭谷も必死でアピールしているので現状出番は限られています。
捕手一本で勝負したい、という気持ちも分からなくはないけど、恵まれた体格はファースト向きだと思うので選択肢を増やすのは間違いではないはず。
なによりあの打撃力を眠らせておくのはもったいない!
求められるものや自分の気持ちと上手に折り合いをつけながらベストな方法を探ってほしいですね。
さて、先発のルーキー高橋は、5 2/3回を投げて4安打4四球6奪三振2失点という内容でした。
結果だけ見れば十分なのですが、投球内容はなかなか評価が難しい感じ…。
やっぱり一番の課題は制球面かなぁ…。
しっかり指にかかったボールは素晴らしいけど、逆球も多くて炭谷も配球に苦しんでましたね。
ストレートの逆球が怖かったのか変化球を10球近く続けることも。
2失点で済んだのは得点圏での本人の粘りと炭谷の補佐がよかったんだと思います。
だけど今回の内容だけ見ると、やっぱり1年間ローテーションを守り続けるのはまだ厳しいかも…?
DeNAや阪神なんかは結構積極的に振ってきてくれるので、おそらく期待以上の結果を残してくれそうですが、広島やヤクルトあたりは徹底的な待球作戦で四球を連発しそうな予感が…。
とりあえずはしっかり体づくりをしながら…って感じで、先発に故障者が出た時やローテーションの谷間とかを任せられたらいいなぁ…。
最後は高橋を支えてフル出場した炭谷。
二つ刺した盗塁はどっちも怪しかったけど、打席に立つ度に西武ファンから大きな声援が送られてとてもいい雰囲気でしたね。
ヒットも1本出たし!
移籍の経緯もあって厳しい声があがることもありますが、あまり気にせずに小林や大城と競いあって強くて勝てる捕手陣をつくっていってもらいたいです。
今回の試合は野手が打ちまくり投手もしっかり2点で抑えての圧倒的勝利。
シーズンでこれができたら最高なんだけど…と言いつつ、オープン戦でもやっぱり大勝は気持ちいいですね。
ホームランがたくさん見られて、とても楽しい試合でした。
22日はお休みで週末の土日は東京ドームに戻ってロッテとの試合です。
さあ、いよいよ開幕戦まであと1週間!!
追記…
イチロー選手、28年間お疲れさまでした。
とても彼らしい会見でしたね。
一弓の話にはウルっときてしまいました…。
引退してもゆっくりする気はなさそうなので、これからも元気にトレーニングに励んで下さい!
球界のヒーロー、ありがとう!
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