いよいよ今日からパ・リーグチームとの交流戦です。
交流戦前にいろいろなニュースを見ていたら、サンスポさんの記事で気になるタイトルを発見しました。
ジャイアンツが近年では異例の横縞ストッキングを導入
『巨人、横じまストッキング導入 シーズン中に異例の変更』
ジャイアンツが交流戦開幕から、黒地にオレンジの「横縞ストッキング」を使用するとのこと。
球団創設時など、かなり昔は横縞ストッキングを着用していたそうですが、近年では異例らしいですね。
確かに私がジャイアンツの試合を見始めてから、チームが横縞ストッキングを着用していた記憶はありません。オールドファンの方は見たことがあるのかな?
巨人が「新ストッキング」を採用することが24日、分かった。黒地にオレンジの横じまが入ったもので、交流戦開幕・楽天戦(東京ドーム)が行われる25日にも使用が始まる見込みだ。
横縞ストッキングを履くということは、パンツの裾をソックスで折り返してひざ下で止める「オールドスタイル(クラシックスタイル)」の選手が増えるはずです。
ピッチャーのオールドスタイルはちょっと弱そうに見えるけど、野手は俊敏に見えるし、なにより"野球をしてる"って感じで好感が持てますね。
ユニフォームをオシャレに着こなすことは、新しいファンの獲得にも一役買うはずなので、個人的に今回の球団の試みは良いことだと思います。
横縞ストッキング導入のきっかけは「STANCE」のソックス
ちなみに、なぜシーズン途中からストッキングの新デザインが採用されたのかというと、シーズン前にうちの4番・岡本さんが練習で履いていた「STANCE(スタンス)」のソックスがきっかけらしいです。
2010年にアメリカのカリフォルニア州サンクレメンテで誕生したソックスブランド。多彩なデザインとこだわりの素材、最先端技術を用いた履き心地の良さに定評がある。MLBやNBAにもオフィシャルソックスとして採用されている。
私もかわいいなぁと思って見ていたのですが(岡本さんは右から2番目のオレンジのやつを履いてた)、このソックスはチーム内でも流行っていたようで、それに興味を示したミズノが開発に動いたそうです。
岡本はアメリカの野球用具が大好きな"巨人らしい"選手
それにしても、岡本さんはナイキの用具を使ったりローリングスとアドバイザリー契約を結んだりとアメリカの野球用具が好きですね。
今のジャイアンツはミズノを筆頭に国産メーカーを使う選手が多いけど、以前読んだ野村克也さんの本には、「巨人の選手は外国メーカーの物をよく使っていた」的なことを書いてありました。
グラブやバット、スパイクにしても、こちらは国産の不細工な恰好のものしか持っていないのに、巨人の選手がバッターボックスに入るのをひょいとのぞいてみると、彼らはローリングスやルイヴィといった当時はめずらしかった舶来メーカー物を使ったり、身につけたりしていた。
巨人軍論|野村克也
そういう面では岡本さんは一番"巨人らしい"選手なのかもしれませんね。
横縞ストッキングはミズノが提供
ジャイアンツはミズノとオフィシャルサプライヤー契約を結んでいるので、さすがにSTANCEのソックスを公式戦で着用するのは無理があるから、同じようなタイプのストッキングをミズノが提供することになったみたいです。
STANCEのはソックスだけど記事を読むとミズノのはストッキングとのこと。ストッキングなのでアンダーソックスの上に履くタイプだろうと思います。
さいごに
今回は、ジャイアンツが交流戦から導入する「横縞ストッキング」についていろいろとまとめてみました。
横縞ストッキングは、球団創設時などに着用していたデザインで近年では異例とのことですが、私はオールドスタイルの着こなしが好きなので、今回の試みには賛成です。
野球ストッキングはソックスの上から履くタイプなので、普通の人にはなかなか縁がありません。
ただ、横縞ストッキング導入のきっかけになったSTANCEのソックスは、普通の靴下タイプだし、デザインも豊富なのでいろいろなシーンで使えそうですね。
交流戦はジャイアンツの選手たちの足元にも注目したいと思います!
追記…ジャイアンツがSTANCEとオフィシャルサプライヤー契約を締結しました。
読売巨人軍は、多彩なデザインと履き心地の良さで人気のSTANCE(スタンス)(輸入総代理店:カスタムプロデュース株式会社)と、NPB史上初となるオフィシャルベースボールソックスサプライヤー契約を締結しました。STANCEはメジャーリーグ(MLB)30球団が公式採用するソックスブランドで、チームは2023年からSTANCEのベースボールソックスを着用してプレーします。
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