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球団史上最速紅白戦…印象に残ったのは育成投手坂本工宜

2.3紅白戦5対5引き分け

ジャイアンツ史上最速で行われた一軍と二軍の紅白戦。

ファンとしてはこんなに早く試合形式で選手の姿を見られるのはとても嬉しいですね。

まだまだコンディションが整っていない時期ではありますが…

視察に訪れていた高橋由伸前監督の話では、今の時代の選手はオフにしっかり練習をしているのでできなくはないとのこと。

“結果も大事だが、しっかりとしたオフを過ごしてきなさい”という首脳陣からのメッセージでもあるそうで、自分なら冬の間に動ける準備をしっかりしたかを見ると言っていました。

オフと言っても決してお休みというわけではないんですね。

プロ野球選手は大変です…。



さて、肝心の試合は一軍、二軍ともに若手がたくさん出場し、非常に活気のある雰囲気で面白いゲームになりました。

※8人で攻撃
1(二)吉川尚
2(中)重信
3(一)田中俊
4(三)岡本
5(左)和田恋
6(遊)山本
7(右)松原
8(捕)小林
投手 田口

1(遊)湯浅
2(二)吉川大
3(右)立岡
4(左)石川
5(捕)大城
6(指)宇佐見
7(一)北村
8(中)村上
9(三)若林
投手 坂本工

それでは、試合を見て感じたことを書いてみたいと思います。

2.3紅白戦田口

まずは昨年は思ったような結果を残せなかった田口くん。

今回は一軍の先発として出場しました。

去年と違って今年はしっかり体を絞ってのキャンプインですね。

ストレートのMAXは130キロ台中盤でしたが、変化球のキレも制球もよかったと思います。

一軍の打者たちをしっかり抑えられるよう、今年は開幕までに仕上げてもらいたいですね。

田口選手コメント

しっかりテーマを持って投げることができました。(良い)結果を出し続けられるようにしたい。

2.3紅白戦坂本工宜

二軍の先発として出場したのは背番号「006」番の育成選手、坂本工宜(さかもと こうき)投手

2016年に関西学院大学の”準硬式野球部”から育成選手ドラフト4位で指名を受けた3年目の選手です。

準硬式野球とは

ルールや設備は硬式野球と同じだが、使用球は硬式と軟式の中間のような準硬式球(正式名は軟式H号)を使用する。

坂本投手の投球を見るのは初めてでしたが、今回の試合で一番印象に残った選手です。

フォームがライアン小川みたい…!

足を高く上げるタイミングは違うけど、同じような二段モーション(ライアンは1段階目に足を高く上げるけど坂本は2段階目が高い)とアーム式っぽい独特のフォームから球威のあるストレートで押し込んでいくパワーピッチャーというイメージ。

ストレートももちろん素晴らしかったけど、カーブでもカウントを稼げていたし、なにより縦のスライダーが良かったですね。

今回は2イニングだけだったし、ランナーを背負った時にクイックでどうなるのかなど、まだまだ未知数だけど、また投球が見たいと思わせてくれる内容でした。

今回のような投球ができれば支配下選手登録はしてもらえるんじゃないでしょうか。

坂本工選手コメント

ストライク先行で有利に進められたことが良かったです。今日だけでは駄目なので、これからもアピールを続けたい。

そのほかに今回の試合で良かったなと思う選手は、「立岡」「石川」「大城」「尚輝」「俊太」「山本」「大江」「中川」「大幾」。

皆それぞれの良さが出ていたと思います。

今一軍に入っている重信や松原と二軍の立岡や石川との差はほとんど無いに等しいし、今回見る限り立岡なんかはかなり調子良さそうでした。逆らわずにセンター方向へのバッティング、とても良かったです。

2.3紅白戦石川3ラン

石川も高田のインコースのストレートを完全に捉え、3ランHRを打って首脳陣へのアピールに成功!

体も去年より大きくなっていましたね。

ただ、石川はストレートとかカットみたいな早い球は打てるんだけど、一軍クラスの投手の落ちる球になると全く打てなくなるんですよね…。今年はなんとか克服して欲しい!

石川選手コメント

アピールや(良い)結果を出すことも大事だけど、きょうは二軍で勝ちに行こうと決めていったので、絶対に負けたくないと思って打席に入った結果です。ホームランになりましたが、勝ちきりたかった。

ベテランの多い外野で若手がどれだけ食い込めるか、楽しみです。



しかし、内野争いもなかなか熾烈…。

尚輝もバッティングは良かったし、俊太や山本はさすがの選球眼。

大幾も守備ではひとつエラーがあったものの、バットは凄く振れてボールもよく見えていたようです。

こうなると、これだけいい選手がたくさんいても主力に怪我でもない限り空いているのはセカンドだけ…というのが辛いところですね。プロの世界は厳しい!

守備の面を考慮すれば尚輝が第一選択にはなりそうですが、俊太も全然負けていないし、山本も出塁率ならおそらく一番のはず。

層が厚いのはとても良いことなんだけど、やっぱりもったいないですね。

う~ん…贅沢な悩みだ!

 

さてさて…今回は自分で投球を組み立てていた投手陣。

みんなの期待の星高田くんは、前回の一軍での投球内容と同じくほぼストレートとカットボールとスライダーでの勝負でしたが…

あまりいい結果が出せませんでした。

まだまだ高卒3年目で今後体ももっと大きくなって球速も上がると思うので、いつかきっと活躍してくれると信じたい!

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巨人vs中日 14戦目 7/29 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 中 4 2 1 2 0 0...

その日ができるだけ早く来るといいなぁと思います。

 

もっといろいろと書きたいところですが、長くなってしまいましたので今日はここまでに。

まだまだ春季キャンプは始まったばかりで選手たちのコンディションもイマイチだったとは思いますが、久しぶりの試合だったので本当に面白かったです。

どの選手も少ないチャンスでしっかりアピールして一軍目指して頑張って欲しいです。

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