こんにちは。2024年初めての更新です。
2月1日にスタートした2024年のジャイアンツ春季キャンプですが、あっという間に第4クールに突入しました。
キャンプの様子は、ほぼ毎日「ジャイアンツTV」で見ていたので、少しずつ雑感を書いていきたいと思います。
一軍メンバーの動向
現在の一軍メンバー(沖縄組)は以下の通りです。
中山と岡田は去年に続き、那覇での2次キャンプには参加できませんでした。
去年は二人とも2次キャンプメンバーに選ばれなかったのが意外なくらいの内容だったけど、今年は残念ながら順当というか…あまり覇気を感じませんでしたね。
新しい選手もたくさん入ってきたので、「もう後がない」という気持ちをしっかり見せないと…。
ドラ1ルーキー西舘勇陽の感想
投手陣では、ルーキーの西舘勇陽や又木鉄平が順調に登板を重ねています。
ドラ1の西舘は下半身の使い方がいいですね!
L字フォームは好投手に共通?
右投手の場合、左足が「L字」になるこのフォームは、体が開きにくくなりボールにしっかり力を伝えられるらしいです。
このL字フォームは、数年前に元・ヤクルト/ホークスの五十嵐亮太さんが、山本由伸、千賀、佐々木朗希ら優秀な投手に共通している部分として広めたことで認知度が上がってきた印象。
⇒五十嵐亮太氏が分析する佐々木朗希のフォーム 山本由伸、千賀滉大と共通する「L字」|NEWSポストセブン
ただ、もう少しさかのぼると、2020年頃に元DeNAのバウアーが千賀のフォームの素晴らしい点としてこの下半身の使い方を挙げていました。
- 彼の下半身は、両膝がずっと内側に向いている
- ダルビッシュがメジャーにきた時も両膝が内側に向いていた
- 長い間それをやろうと試したけど僕の腰の構造ではそういう動きができなかった
- マツザカ、イワクマ…ほとんどの日本人投手がそういう動きをしていた
- 下半身に着目すると、とても効率がいい動き
⇒バウアーが鷹千賀を語っていた…CY賞右腕の分析力にファン注目「ホークスに来たら…」|Full-Count
L字フォームを使いこなすには股関節の柔軟性が必要
五十嵐さんがL字フォームの選手たちに話を聞くと、彼らは共通して子供の頃に食卓がローテーブルで、椅子ではなく床に座って食事をしていたそうです。
そこから五十嵐さんが導き出した答えは「L字フォーム="女の子座り"ができる」。
この方程式を見つけた五十嵐さんは、その後もいろいろな動画でこの「L字フォーム=女の子座りができる説」を実証すべく、多くのL字フォームの好投手に「子供の頃床に座って食事をしてた?」と尋ねてました(笑)
結果、私が見た動画では普通にテーブルで椅子に座って食事している選手も多かったので、完全に実証できたとはいえないけど、L字フォームを使いこなす選手は股関節が柔らかいというのは間違いないと思います。
クロスカントリースキーで下半身強化
西舘の場合は、趣味の「クロスカントリースキー」の影響も大きいですね。
まぁ、趣味といっても全中に出場するくらいの腕前なので特技といってもいいレベルですが。
⇒巨人ドラ1西舘勇陽は中学時代「三刀流」 クロカンスキーは全国大会出場の実力の持ち主|日刊ゲンダイ
クロスカントリースキーは、バランスや固有感覚、下半身の安定性や筋力を向上させるだけでなく、股関節の可動域や柔軟性を強化できます。
ここ数年、同じような効果を求めてパルクールをトレーニングに取り入れる選手も増えていますが、ケガにさえ気をつければ、こういった野球以外のスポーツ・動きから得られるものも多いのかもしれませんね。
西舘の代名詞「スーパークイック」について
あと、西舘といえばわずか1.1秒の「スーパークイック」。
クイックでも最速155キロを記録し、球速・球威が落ちないとジャイアンツOBを含め野球関係者が絶賛しています。
大学2年の秋以降から取り組んだとは思えないくらいの完成度で再現性も高そうですね。
私は今の段階では、「もったいない」と思う気持ちの方が強いけど、これから体を大きくしていって出力が上がってくれば、西武の平良海馬投手のような安定性とパワーを兼ね備えたクイック投球ができるようになるかもしれません。
では、今回はこのくらいで。
文章を書くのが久しぶりだったので、うまく書けているか心配ですが、また少しずつ更新していければと思います。
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