ジャイアンツ2023シーズン終了！原監督の退任と阿部新監督の誕生

いろいろありまして半年ぶりくらいの更新です。

2023年度のジャイアンツは71勝70敗2分けでシーズン終了。

最終戦セレモニーで原辰徳監督が辞任を発表しました。

3年契約の2年目での退任となりましたが、球団初の2年連続Bクラスというのは…まぁしかたない。

原監督の退任

以前の原監督は紛れもない名将でしたが、近年の原采配には首を傾げることが多く、じっとしてくれていたら勝てたんじゃと思う試合も多々ありました。

個人的には原監督のキャラクターは好きでしたよ。華があるし面白いし風格もある。

ジャイアンツの監督としてこの上ない存在感を放っていたと思います。

なので、采配面には不満を抱きつつも過激なジャイアンツファンのように「辞めろ」みたいな感情はありませんでした。

でも、ジャイアンツはやっぱり勝たなきゃダメ！

全てのチームが昔ながらの勘に頼った戦術を採用し細かい指標よりもイメージに重きを置いた選手評価をしているなら、決断力や経験値に勝る原野球でこれからも勝っていけるんだろうけど…

まぁ潮時ってやつでしょうね…。

ジャイアンツの監督を3期17年の長き亘って務め、通算2407試合で球団最多の1291勝。

本当にお疲れ様でした。

今後は「オーナー付特別顧問」としてジャイアンツの伝統を伝えていくとのこと。

原監督のスポーツ面での功績は誰もが知るところですが、ジャイアンツの伝統を後世に残す活動にも注力していました。監督室にある歴代監督のサインを集めて飾ったり。

こういうところはやっぱり並みの監督ではありませんね。

監督室にある歴代監督のサイン

ジャイアンツの歴代監督については↓の記事でもう少し詳しく書いています

昔の監督がどうだったとかジャイアンツの歴史にもすごく詳しいし、ジャイアンツ愛に溢れる原さんにピッタリな役職だと思います。

今後もジャイアンツの重鎮として多方面で活躍されることを願っています。

そして、原監督の後を継ぎこれからのジャイアンツを率いるのは…

今季ヘッドコーチを務めた阿部慎之助！

新監督に就任早々さまざまな媒体から「罰走」「モラハラ」「パワハラ」「時代遅れ」などなど批判的な記事が出てますね(笑)

まぁ、現役時代は厳しい態度で選手たちに接する場面も多かったのでそういう悪いイメージを持っている人も多いかもしれません。

でも、コーチになってからは厳しい面は当然あるけど、選手たちが少しでも上達するように一生懸命教えている姿もよく見るし、意外とデータ重視の考え方をしてたりもして名将の片鱗を感じなくもない。

ほかにこれといった監督候補もいないし阿部新監督は選手時代の実績もジャイアンツ歴代トップクラスなので私は今回の人選に文句はありません。というか既定路線だし。

阿部新監督がどんな野球を見せてくれるのかはまだ全然分からないけど、できるだけ早く昔のような強いジャイアンツを復活させてくれることを期待しています！

阿部新体制のコーチ陣に関しては打撃コーチ以外はほぼほぼ決まっていて、内海が帰ってきたり二岡二軍監督が一軍ヘッド兼打撃チーフコーチになったりと面白い感じになってきました。

個人的にはうーん…と思うところも多い人選ではあるのですが、また機会があればそのあたりについても書いてみたいと思います。

最後に、長期間記事を更新しなかったことについて少し。

私が試合の感想を書く時は、できるだけ選手をきつく批判しないようにとか、批判する時は根拠となる数字と一緒にとかを意識して書いていました。

それでも、たまにきつすぎるかもと思う部分もあったりして、もし選手たちやその家族の方がこれを見たら嫌な気持ちになってしまうのではと思ったり…。

そんなある日、いつもより記事を見てくれる人がすごく多いなぁと不思議に思ってGoogleで検索したらニュース欄の中にうちのブログ記事が。

この記事以外のも大手のスポーツ新聞に混ざってGoogleニュースの上の方に表示されるようになっていました。

これ以降、アクセスが増えたことでさらに気を使わなくてはと思うようになり、完全に手がストップ。

まぁ、それだけじゃなくて最近のジャイアンツのコーチ人事だったりビジネス重視の考え方にもちょっとうーんと思っていたし、負けても客が入りさえすれば問題なしみたいな考えの一部球団など、プロ野球全体に対していろいろ不満に思うことがあったのも更新しなかった理由のひとつです。

諸々の不満に関してはある程度折り合いをつけられるようになったし、長期間記事を更新しなかったのと最近のGoogle検索のアップデートで、おそらくニュース欄に名もない個人が書く記事が表示されることはなくなっただろうから、これからまた気が向いた時に記事を更新していきたいと思います。

長期間更新しなかった間にコメントやメールでメッセージを送ってくださったにもかかわらず返信できずに申し訳ございませんでした。