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【WBC2023】日本代表・侍ジャパンが優勝!ジャイアンツ選手たちも大活躍

3月8日に開幕した『2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』は日本代表・侍ジャパンが決勝でアメリカ代表を3-2で破り、14年ぶり3度目の王者となりました。

wbc2023 日本代表優勝

2回にホームランで先制点を奪われるも、すぐさま復活の村上とヌートバーのゴロで逆転→岡本さんの一発でリードは2点差。

その後、リリーフで登板したダルビッシュが8回にホームランを打たれて1点を返され最終回へ。

最後は大谷翔平がチームメイトのトラウトをスライダーで空振り三振に仕留めてゲームセット!



ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2023の感想

大会MVPは投打で大活躍の二刀流・大谷翔平

wbc 大谷対トラウト 空振り三振

世界一がかかった場面で相手は世界最高の打者のひとりであるトラウト。

庶民の私には想像もできない強烈なプレッシャーの中で、なんであんなに凄いボールが投げられるのか…。

オルティズ氏は笑いながら大谷に「(エンゼルスで)トラウトと何年も一緒にやっていて、兄弟のような関係で仲もいいと思うんだけど、なんであんなにエグいボールを投げたの?」と質問。大谷も笑顔を浮かべながら、「誰よりもチームメイトが、人間性も含めて彼のすごさというのを、どれだけ素晴らしいかというのをわかっているので、ベストのボールを投げないと抑えられない打者だと思って投げました」と返答した。

大谷翔平が優勝後にMLBレジェンドから質問攻め「なぜトラウトにあんなエグい球を」に何と答えた?

これが”The Chosen One”ってやつなんでしょうね。

大谷くんの今大会の通算成績は投手として2勝1セーブ(被打率.152、奪三振率10.24、WHIP0.72)、打者としては打率.435、1本塁打、8打点、10四球(出塁率.606、長打率.739)という結果でした。

WBCでも二刀流に挑戦しこれだけの成績を残しただけでなく、チームを引っ張る強烈なリーダーシップも発揮。

大会MVPにふさわしい大活躍だったと思います。

wbc 大会MVP大谷翔平

影のMVP・大会歴代最多打点の吉田正尚

もちろん大谷くん以外の選手たちも皆頑張ってくれました。

個人的に印象に残っているのは2番近藤健介と4番の吉田正尚の二人。

両選手とも決勝戦ではヒットを打てなかったけど、大会を通して高い打率と出塁率をキープ。並みの選手とは全く別次元にいる選手なんだと再認識させてくれました。

特に正尚さんはWBC歴代最多の13打点をマーク!

メキシコ戦の起死回生の同点スリーランのようにここで点がほしいとかもうダメだと諦めかけた時など、勝負所で結果を出してくれたところも素晴らしい。

WBC2023 吉田正尚 メキシコ戦 同点スリーラン

デッドボールを当てられても一瞬顔を歪めるだけで何も言わずに下を向いて一塁に向かっていくし…

以前の記事でも少し触れましたが、この人は圧倒的なバッティングセンスだけじゃなく多くの苦労を乗り越えてきたタフな精神が最高にかっこいいんですよ。

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正尚さんのMLB挑戦(今季からレッドソックスに移籍)がうまくいくことを心から願っています!



総合力ナンバーワン捕手・中村悠平

あと、ヤクルトの中村悠平の活躍も見逃せない。

今大会は5試合に出場し、打撃成績は打率.429、1打点(出塁率.636、長打率.714)という結果でした。

打てそうな相手ならきっちりヒットを打つし、相手投手が強敵でも簡単にアウトにならず四球を選んだりと相変わらずの粘り強さが素晴らしい。

ヤクルト戦の時はいつも「なんて厄介なバッターなんだ…」と憎らしい気持ちで見ていたけど、味方になったらなんて頼もしいんだ(笑)

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守備面でも大谷、ダルビッシュを始めとした世界でも有数の名投手の球をしっかり受け止め、冷静かつ包容力溢れるリードで支えていました。

全員野球で頂点を掴み取った。そのなかで、この日に侍ジャパンのスタメンマスクを被った中村悠平(ヤクルト)は巧みなリードで投手陣を支えた。今永昇太(DeNA)、戸郷翔征(巨人)、高橋宏斗(中日)、伊藤大海(日本ハム)、大勢(巨人)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の女房役を全う。まさに縁の下の力持ちとして優勝に貢献したのである。

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WBC2023 日本代表 中村悠平

プライベートでは凄く面白い人なのに試合中は攻守でいつも冷静な表情

打撃や守備の指標ではうちの大城やオリの森友哉の方が上だし、甲斐くんのような派手さはない、ある意味地味な選手ではあるんですが、今大会を見て今のNPBの捕手総合力ではこの人が頭一つ抜けているのではと思ってしまいました。

村上も完全復活したし今季もヤクルトは手強そう。

そういえばちょっと前までグーグル検索で「中村悠…」まで入力したら人気声優の中村悠一さんの方が上位にきてたけど今日検索したら中村悠平の方が上になってました。WBC効果は凄い!

ジャイアンツ選手たち(岡本・戸郷・大勢・大城)の成績

最後は我が巨人軍の選手たちの活躍を紹介します。

ジャイアンツからは岡本さん、戸郷、大勢、大城の4人が代表に選ばれました。

それぞれの成績は以下の通り。

  • 岡本さん(7試合)…打率.333、2本塁打、7打点、8四球(出塁率.556、長打率.722)
  • 戸郷(2試合)…0勝2H(被打率.118、奪三振率16.20、WHIP1.00)
  • 大勢(4試合)…1勝1H(被打率.286、奪三振率6.75、WHIP1.25)
  • 大城(3試合)…打率.000、0本塁打、0打点

大城は中村悠平と甲斐くんがいたので出場機会が少ないのはまぁしかたない。

大勢はWBC球と相性が悪かったのか逆に良すぎたのかボールが動きまくってて大変そうでしたね。

ただ、ランナーは出しながらも大事なところできっちり抑えられたのは良かった。

去年プロの世界に入って新人王を獲得し翌年はWBCで優勝。やっぱり彼は持ってる側の人間ですね。(ちゃっかり1勝挙げてるし笑)

そして、全選手の中でも数字・印象ともにトップクラスだったのが岡本さんと戸郷の二人。

WBC2023 岡本 ホームラン

決勝でのリードを広げるかち上げホームランはかっこよかった!

イタリア戦ではホームランを含む5打点の大活躍で、メキシコ戦でもレフトにスーパーキャッチされなければホームランの大飛球を飛ばしたり大会を通して調子は上々でした。

四球をしっかり選んだり、いつもは打てない外角低めのボールを粘って逆方向に持っていったりとチームバッティングも〇。

インタビューの「最高です!」連発は個人的には微妙だったけど、岡本さんの貢献度はチーム内でもトップクラスでしたね!

これこそジャイアンツの4番!という素晴らしい活躍だったと思います。

 

そして戸郷も頑張った。

WBC2023 戸郷 フォークでトラウトを空振り三振

MLBを代表する強打者であるトラウトから空振り三振を奪うなどバツグンの奪三振能力を発揮。

奪三振率は驚異の16.20!

ストレートも良い感じに走っていたしフォークの落差もなかなか。戸郷はWBC球にしっかり適応できていたように見えましたね。

戸郷がMLBの強打者たちと互角以上に渡り合っているのを見た時、いつかはメジャーに挑戦するんだろうなぁと少し寂しい気持ちにもなってしまいましたが…

ただ、岡本さんや戸郷が「もっとレベルの高い舞台で戦いたい」と今まで以上に向上心を高めてくれればそれは確実にジャイアンツを強くしてくれます。

どうせいくならジャイアンツファンの皆が誇れるようにメジャーでサイヤングやホームラン王を取れるくらいの傑出した選手になってもらいたいですね。



さいごに

本当は選手たち全員の感想を少しずつでも書きたかったけど一万文字くらい簡単に超えそうだったのでこれくらいに。

正直、最初はサッカーのワールドカップには遠く及ばない盛り上がりで終わるんだろうなぁと思っていたのですが、大谷くんを始めとしたメジャーの一流選手が参戦しそれぞれが全力のプレーを見せ試合に勝ち続けたことで近年稀に見る大盛り上がりになりました。

大勢のファンが世界一になった侍ジャパンメンバーを出迎え、空港は騒然となった。空港関係者によると昨年12月、サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で初の8強まであと一歩に迫った日本代表が帰国した際に比べ、「警備規模は同程度か少し多いぐらい」だという。

侍ジャパンが凱旋帰国 祝福の放水シャワーが出迎え 警備規模サッカーW杯超え!空港は大フィーバー 

アメリカ国籍だけど、日本の選手たち以上に熱い気持ちで戦ってくれたヌートバーのプレーには最高に興奮しましたね!

wbc胴上げ ヌートバー ぎこちない

日本やヨーロッパ東部以外ではあまり行われない胴上げに困惑するヌートバー。なんかイジメられてるみたいに見える(笑)

野球の競技人口が減り続けている昨今、今大会の盛り上がりは必ず野球人気アップにつながるし次世代への種蒔きにもなったのではないかと思います。

選手たちには出場を辞退する権利も当然ありそれを行使した選手はなにも悪くありません。

ただ、自分自身や自分たちの世代の事だけではなくこれまで自分を高めてくれ、これからも何十年何百年と続いていくであろう”野球”という競技に対して何かできないかと思って参加してくれた選手たちには一野球ファンとして感謝の言葉しかありません。

(Q.監督は何度も「自分たちの姿を見て、子どもたちが『よし野球をやろう』と思ってほしい」と言っていますが、子どもたちにどんなメッセージを与えることができましたか)

栗山監督:「今回、出てくれた選手たちは皆、子どもの時にWBCを見ていて、こうなりたいと思っていた。僕から見ていても選手は格好良かったので、僕が子どもだったら『こんなふうになりたいな』というふうに見えたと思うんですよね。こうなりたいという気持ちは、すごく頑張れるし、我慢もできる。そういうことを選手たちが伝えてくれたなと。それが、一番うれしいです」

【報ステ全文】ラスト大谷、ダルビッシュ秘話、源田の負傷…栗山監督に聞くWBCの裏側 

栗山監督を始めとした首脳陣、スタッフの皆さん、そして最高のプレーを見せてくれた選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。

WBC2023 日本代表 水原一平通訳と岡本

通訳だけじゃなくスコアラー的な仕事もこなした水原一平通訳もお疲れ様。

21日のWBC決勝で米国に競り勝ち、14年ぶり3度目の世界一に輝いた侍ジャパンに帯同した水原氏。「一生の宝物です」とコメントし、金色のメダルを選手達のサインが書かれたボールをアップ。ハッシュタグでも「#最高のチーム#最高の仲間」と思いを込めた。

【侍ジャパン】水原一平通訳「一生の宝物」金メダル&サインボールを公開!ファン感謝「君がMVPだ」 

日本代表・侍ジャパン、WBC2023優勝本当におめでとう!!!

コメント

  1. 九州の六等星 より:

    こんにちは。minamiさん。今回はジャイアンツ選手の活躍を中心に(もちろん、ホークスの周東選手の爆走も大満足です)優勝のうれしさの余韻が収まらず\(^o^)/いくらか燃え尽き症候群です(^_^;)やはりファンチームの選手の応援はハラハラドキドキが格別ですね。3年後のWBCにも沢山のジャイアンツとホークスの選手が出場することを願ってます。栗山侍ジャパン、世界一の夢をありがとう。3度目の素敵なプレゼントですが、こんなに大きな贈り物とはすっかり忘れてました(^o^)。監督の続投を願ってます(^^)

    • minamiminami より:

      九州の六等星さん、コメントありがとうございます。
      素晴らしい試合をたくさん見せてもらえてとても楽しい期間でしたね。
      戸郷や大勢が投げるときは緊張でなかなかまともに見ていられませんでしたが最高の結果になって良かったです。
      周東の足も素晴らしかった!
      早くも3年後が待ち遠しいです。

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