【戦術は菅野】虎の子の1点を守り抜き、エースは開幕8連勝！

8月18日　対阪神8回戦・東京ドーム

あっという間にお盆休みも終わりいつもの毎日が始まりました。

ジャイアンツは一日休んで今日からまた6連戦の始まりです。暑い中お疲れ様ですね！

8月に入ってからの成績は投手陣の踏ん張りもあってほぼ五分ですが、なかなか打線がつながらず、少しイライラする試合が続いています…。

ただ、この試合の先発は今季たくさんの援護をもらっている「勝ち運」持ちの菅野なので打線の奮起を期待しての観戦スタートとなりました。

 

しかし、終わってみれば菅野が9回を無失点で投げ切り1-0での勝利…。

まさに「戦術は菅野」といった内容の試合でした。

中5日での登板ということで若干心配していたのですが…

「中5日くらいで疲れていたら先発ピッチャーは務まらないと思うので大丈夫です」

試合後のインタビューが頼もしい。NPBの先発投手たち、しっかり聞いておくように！

 

「大丈夫」という言葉通り良い調整ができたのかこの試合は最近の試合の中ではかなりコントロールが良かったように見えました。

もちろん大城の構えたミットに100％収まるというわけではなかったけど、いつものように真ん中に入るというよりはボールゾーンに抜けていく球が多かった気がしますね。

甘いボールだけは投げないようにという意識が強く働いていたのかな？

1、2回はそれが少しマイナスに動いて球数が嵩んでしまいましたが、3回以降は上手く折り合いを付けられたことと大城の幅のあるリードのおかげもあって効率よくアウトを取れるようになりました。良いコンビになってきたなぁ。

とはいえ、2回の時点で40球くらい投げていたので完封するとは思っていなかったんですけどね(笑)

9回125球3安打7奪三振1四球無失点。

お見事な完封勝利でした！今季3回目！！

これで菅野は開幕から8連勝を達成。

90年の斎藤雅樹さんの記録に並んだので、次は38年のスタルヒンの11連勝を目標に頑張ってもらいましょう！

#巨人🆚#阪神（#東京ドーム）

【試合終了】巨 1-0 神#菅野智之 投手　今季3度目の完封勝利で、無傷の8連勝👏👏👏👏👏👏👏👏#伝統の一戦 #withfans #ジャイアンツ #giants #巨人戦 #プロ野球 #DRAMATICBASEBALL pic.twitter.com/VlGkADWYxm

— 読売巨人軍（ジャイアンツ） (@TokyoGiants) August 18, 2020

打つほうは前回同様阪神先発の高橋遥人に苦しめられました…。

ストレートの質は前回のほうが良かったように見えましたが、それでも簡単に打てる球ではなかったし、バッターの目の前までストレートとほぼ同じ軌道のツーシームも今のジャイアンツ打線には厳しい球でした。

打てたのはわずか2本。

しかし、そのうちの1本がウノゼロの勝利をもたらした岡本さんの一発！

打席の内容的には完全に押し込まれていてヒットすら難しいような状況でしたが、厳しいボールを凌いだ後に珍しく高めに浮いたツーシームを上手くとらえた値千金のホームランでした。

毎回ほぼ三振かホームランという岡本と高橋の対決。この試合は岡本に軍配が上がりました。

もう1本のヒットは2番に入った松原が記録。

尚輝や重信と同じように松原もぶんぶん振り回すスタイルで頑張ってるけど、ファームではどんな選手でも長打を狙っていく姿勢を教えてるんでしょうか。

年々パワーは上がっているし、本人たちも気持ちよさそうに振ってるからいいんですけどね。

OPSで野手を評価するなら長打率が重要なので長打を狙う姿勢は必要だし。

でも、それぞれの選手の持ち味を活かしたプレーも見たいと思ってしまうんですよね。

粘って四球を選んだり、内野の頭を超えるポテンヒットや足を活かした内野安打を打てるようなシブい選手は出てこないかな…。

 

とりあえず阪神3連戦の初戦はエースが完封し4番が打って勝つことができました。

リリーフ陣もゆっくり休めたことでしょうし、長い6連戦で良いスタートを切れたと思います。

次戦はメルセデスとガルシアの投げ合い。

ガルシアはここ数試合で戦った好投手ほど打てない相手ではないので頑張って3点くらいは取ってもらって、メルセデスには7回1失点くらいで、その後は自慢のリリーフ陣に任せて3-1での勝利を予想したいと思います(意外と謙虚)