2018年のドラフトで北海道の旭川大高から育成3位指名で入団した背番号016の【沼田翔平(ぬまた しょうへい)】投手(19)が支配下登録されます!背番号は016番→92番へ。
モタ、ディプランの両外国人に続き、ジャイアンツの今季3人目の支配下昇格選手になりますね。
背番号92は上辻修さんが1980年に初めて付けた番号で、村田善則さんが入団時につけたり、今DeNAで活躍している平良拳太朗がつけていた番号です。
入団してから数か月は一日の流れや練習の流れをなかなか把握できずに大変だったみたいだけど最終的には三軍で17試合、二軍で3試合に登板と、高卒1年目にしては上々の結果に。
1年目の課題だった体力強化は体重を12kg増やすことに成功し、175cm64kgのひょろひょろだった体も幾分しっかりしてきたように見えます。
そして2年目の今年は2月のキャンプ途中から一軍に昇格してオープン戦6試合登板で約6回を投げ、防御率1.42と結果を残しました。
テンポの良さ、きれいな回転のストレート、それからカーブで緩急をつけて投げられていたところが良かったかなと記憶しています。
球速はそれほど速くないけどストレートでガンガン行く本格派タイプですね。
とにかく、これらの結果が認められての支配下登録。本当におめでとうございます!
実力面以外ではやっぱり「ルックスの良さ」が注目されていますね。
月刊ジャイアンツ7月号に載っていた「彼氏にするならどの選手(またはスタッフ)ですか?」というアンケートでは、育成選手で唯一名前が挙がっていました。ちなみに1位は小林、2位は坂本、3位は亀井さんという結果。
ただ本人はそうは思っていないようで…(本当か?)
沼田「いや思わんで。そんなん。そんな自信あったらモデルとか違う道に行ってるわ」
増田陸とのリレーインタビューでこう答えていました。
このやりとりは面白かった!増田陸の執拗な絡みは一見の価値ありです(笑)
沼田が青島神社に奉納した、2020シーズンへの誓いや願いを記した「絵馬」にはこう書かれていました。
チームの力に。日本一の輪の中に。
ほとんどの育成選手が「支配下登録」を絵馬に書いているなか、沼田は一足飛びに日本一の輪の中と書いていたことがすごく私の印象に残っています。
試合でも1年目から全く慌てることなく二軍、三軍で投げていましたし、意識の高さも併せてメンタルも相当のものではないでしょうか。
そのどっしりとしたメンタルには今村の影響もあったようで「二軍とか三軍とかじゃなくて一軍で投げるために投げている。常に一軍を意識して。ここじゃないって思ったら、やることは分かるでしょ?」とアドバイスをもらったそうです。
そのアドバイスが活きましたね!
最近はまっていることは本を読むこと。あと、熱狂的とまではいかないけどゲームが好きらしいです。
読んでいるのは野球に活かせるような本。
骨盤や肩甲骨の使い方の本やクマ(岩隈)さんの本とかを読んでいるようです。
ちょっと気になるのは、夏でも温度湿気ともに低い北海道育ちがゆえに本州の暑さにはまだ対応できていないこと…。夏に弱いらしい。
去年、なんとか夏場でも体力を落とさないようにお弁当を無理やり2個食べたりして頑張ってたけど試合で顔が真っ赤になったのを心配されて替えられたことがあるそう。
一軍で活躍するには暑さへの適応も大事なのでなんとか頑張ってほしいものです。
まずはオープン戦の時と同じように中継ぎでしっかり結果を出すことが求められると思います。
ただ、タイプ的には先発型だと思うので、たくさんいるライバルたちに負けないように結果を出し続けて先発ローテーション入りを勝ち取ることが目標になりますね!
自分のウリだと言っていた【ストレートのきれいさ】を武器に頑張れ!
育成時点でたくさんの女性ファンを抱えている人気選手なので活躍したら小林や石川を超えることも夢ではないかも。
まだまだ発展途上の選手なので、今後の成長を楽しみにしたいです!
沼田投手のコメント
両親、球団関係者の皆さま、裏方の皆さま、コーチ陣、先輩方、いろんな方に支えられてこの日を迎えられました。育成として入ってはい上がるという気持ちを持ってやってきたので、背番号は変わっても初心を忘れずに高いところを目指していきたいです。
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