首位ヤクルトとの3連戦3戦目は大敗…。
敗因は間違いなく初回の大量失点ですが、流れが変わりそうな気配もあったので少し諦めが早すぎたのでは?と感じる場面も。
まぁ、坂本が腰痛で登録抹消になった時点で今シーズンの優勝は本当にめちゃくちゃ難しくなってしまったので、首脳陣も最後の最後まで諦めずに最善を尽くして勝ちにいく、という気持ちが薄れてしまったのかもしれません。
この試合は結局3-11と大差をつけられて負けてしまったわけですが、1戦目2戦目は気合の入った良い試合を見せてくれました。
最近はずっと情けない試合が続いていたけど、首位を独走しているチームの1番手と2番手の先発をそれなりに攻略し、2戦目は防御率0.00の田口くんからサヨナラヒット!
久しぶりにスカッとする試合を見せてくれたし、ヤクルトの連続カード勝ち越しを14でストップすることができたので、個人的には今日の大敗のショックは少なめ。
ただ、坂本が離脱したことで攻撃力が大幅に下がることは確実…。
今までは大量失点してもそれ以上に点を取って勝てた試合もあったけど、坂本がいない間は厳しくなるでしょうね。
リリーフ陣も最悪だった時に比べると多少はマシになった気がしますが、リリーフ慣れしている選手が少なく安定感に欠けるので使う選手を誤れば今日のように一気に試合を壊してしまう可能性もあります。
今のところリリーフ陣で心技体が揃っている頼りになる選手は大勢と高梨の二人くらいでしょうか。
戸根や高木はリリーフとしてのメンタルは申し分ないけど球の質はそれなり。高木はフォームが変わってから良い感じに見えるけど。
平内や鍬原、今村、赤星あたりはリリーフとしては成長中といった感じなので強いメンタルが身に付くにはもう少し時間がかかるかもしれません。
実際リリーフで大事な場面を任せられた時のプレッシャーは半端ないらしく、今村と鍬原はその重圧感を強く感じているそう。
二人ともオープン戦→開幕からしばらくは良い感じで投げられていたけど、その後は打ち込まれることも多くなり厳しい状況が続いています。
今村も鍬原も開幕直後は何も考えずに投げていたけど、試合の大事な場面を任せられるようになってから抑えなきゃという気持ちがより強くなり余計なプレッシャーを感じるようになったようです。
加えて、初めてのリリーフでいろいろと難しいところもあり疲れもたまってきて苦しい状況なんだとか。鍬原の肩のカッピングの跡を見るとめちゃくちゃ疲れてるんだなぁと思いますね。
鍬原 学生の頃は、1イニングしか投げないんやから、毎日投げられるやろとか、そんな防御率が悪くなるわけないやろとか、そんな感覚でした。いざやってみると、これが大変ですよね~。
月刊ジャイアンツ8月号より
二人とも凄く真面目で一生懸命な選手たちなので、なんとか今の苦しい状況を乗り切って頑張ってほしいです。
それなりのキャリアがある中堅投手たちでもメンタルやフィジカル面で不安を感じているというのに飄々とセーブを積み上げている大勢とは一体…?と思うこともありましたが、彼は相当な変わり者。
鍬原との対談で、投げる時に緊張とかしない、とか自分の投球結果とか記録などの記事は全然見ていない、などの発言が印象的でした。
あとは寮の部屋の床にカーペットではなく”業務用の人工芝”を敷いているらしいです(笑)人工芝の上にベッドとテレビを置いてるとか。
赤星 あっ、たまに用事あって部屋をのぞくと、風呂上がりにビショビショのまんまだったりするの何で?下、ぬれるじゃん。
大勢 そのためのカーペット。僕の中では。
赤星 (敷いてるの)カーペットじゃなくて、人工芝じゃん。月刊ジャイアンツ6月号より
部屋に人工芝を敷く理由は、地元が田舎だから部屋に人工芝を敷くことで地元を思い出したいとのことです。なるほど分からん…。
赤星も呆れてましたが、このくらい変わった人じゃなければジャイアンツのクローザーは務まらないのかもしれません。
そんなこんなで最近は先発が長いイニングを投げられずリリーフ陣の負担も増えていますが、7月5日にメジャーで243試合に登板したリリーフのスペシャリスト イアン・クロールと合意したと球団から発表がありました。
150キロを超えるストレートと鋭いスライダーが武器ということでもちろん戦力として期待しています!
さらにリリーフとしての経験が豊富な選手なので経験の浅い選手たちにいろいろなことを教えてあげてほしいですね。
明日からはDeNAとの3連戦です。
初戦は山崎伊織と今永が先発予定。
先発投手の名前だけ見ればジャイアンツが不利ですが、最近の今永はそれほど好調ではなさそうなので十分勝機はあると思います。
山崎は好不調の波が激しいので良い時の山崎が出てくることに期待!
コメント
minamiさん、こんちは(^^)/
数年前から坂本がいつまで遊撃手でプレーできるのかはジャイアンツファンならずとも議論されてきたことですが、かなり現実味をおびてきましたね。
先日のカープ戦でも坂本の連続弾は試合を決める活躍でしたし、チームを鼓舞するキャプテンとしても最重要選手であることは間違いありません。
三千本安打を確実に達成するためにも、まだまだ回復力があるうちにファーストへのコンバートをした方が良いのではと思ってしまいます。
もっとも、坂本の腰痛の原因がショートというポジションにあるのかは分かりませんけど……負担は減るのかな。
ボクシングのハードパンチャーが強打の反動で自らの拳にダメージを負ってしまうように、坂本のフルスイングが腰痛の原因となっているなら今後のプレースタイルにも影響がありそうですね。
玉幸さん、コメントありがとうございます。
やっぱりバッティングでも体には相当負担がかかってるんでしょうね。
坂本は年齢的な問題が近年ケガとして顕著に表れてきました。
ファンとしては非常に辛い現実です…(´;ω;`)
最近の岡本のサード守備を見てると岡本ファースト坂本サードのほうがまだいいかなという感じですが坂本本人がショートにすごくこだわってますからね~。
何にしても怪我なく長くやって欲しいです。切実に(>_<)