参照:https://www.amazon.co.jp/
先日Amazonでついに買っちゃいました。
Echo Dot(エコードット)-スマートスピーカー with Alexa(アレクサ)!
平たく言えば”アレクサ”というAIアシスタント※1が内臓されたスピーカーのことで、一般的にはスマートスピーカーと呼ばれているそうです。平たくないか…w
小さなスピーカーに話しかけることで、音楽を再生してくれたり本を読み上げてくれたり…
スケジュール管理や照明のオンオフもやってくれる優れもの。
科学技術もここまできたかという感じですね。
私の場合は主に、音楽を再生するスピーカーとしての目的で購入したのですが、ほかにも数えきれないくらいの使い方があるそうで…
今回はこのスマートスピーカーについて書いてみたいと思います。
※1個人の作業や仕事、サービスなどを実行することができるソフトウェアエージェント。Amazonの”Alexa(アレクサ)”の他にもAppleの”Siri(シリ)”、Googleの”Googleアシスタント”、Microsoftの”Cortana(コルタナ)”などが存在。
スマートスピーカーって?
スマートスピーカーとは何かという資料をいろいろ見てみたんですが、”言語処理”とか”ディープラーニング”とか”ホームオートメーション”とか難しい言葉ばかり…。
字で読んでもあまり理解できなかったので、自分が使った感じでスマートスピーカーを説明すると…
AIアシスタントであるアレクサを内蔵することで、音楽を再生したり話したりといったスピーカーの機能を持ちつつ、Wi-Fiなどの無線通信に対応した機器の入力デバイスにもなり、今まで機器を動かすために手動やパソコン、スマホなどで入力操作していたことを全て音声だけで補完できるようになったのがスマートスピーカーです。これであってますかね
アレクサにスマートスピーカーについて聞いてみると…
スマートスピーカーは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタント機能を持つスピーカー。
という答えが返ってきました。
まあとにかくSF映画みたいに声で命令するだけでいろいろなことをやってくれるんです。
このスマートスピーカーはスマートフォンと同じくらい世界に影響を与える製品とも言われていて、世界的なIT、Webサービス企業はこぞってこのスマートスピーカーを開発しているようです。
AmazonがEchoを発売したのが2014年ですが、その後Google(Google Home)、Apple(Home Pod)、LINE(Clova WAVE)、Microsoft(Invoke)などの巨大企業たちが次々にスマートスピーカーを発売しました。
日本は北米や欧州に比べてスマートスピーカーの普及があまり進んでいなかったのですが、去年あたりからAmazonが日本でもEchoを発売することになり、一気に普及率が上がってきているようです。
私みたいな機械音痴でも持っているということは結構な人が買っているのでは?
Amazon Echoシリーズの種類
私が今回買ったのはEchoDot(エコードット)という規格(種類?)なのですが、これはEchoシリーズで一番安いものです。
※以下の内容は2018年時点の情報です!2021年現在はEchoDotも第3世代に変わり他の種類も新しくなっています。
安いけれど機能は十分!標準モデルのEchoについているウーファーなどはありませんが、その他の機能は全てEchoと同じです。
標準モデルのEchoはEchoDotに比べて2倍くらいのお値段です。
ただ2.5インチウーファーと0.6インチツイーターがついているので、音の質に関してはEchoDotより数段上でしょう。EchoDotの音も悪くはないですよ。
スピーカー以外の機能はEchoDotと同じです。
次は対応スマートホームの簡単セットアップ機能(スマートホーム・ハブ内蔵)と0.8インチツイーターがついたEchoPlusです。
スマートホームというのは対応した照明や空調、冷蔵庫などといった電化製品や鍵などもインターネットで制御して未来的で快適な暮らしを実現することだそう。
EchoPlusはこのスマートホームのセットアップが簡単にできる機能がついているようです。
でも、対応している照明やエアコンなどがなければ意味がないので、それらがある人向けですね。
最後は2.5インチのタッチスクリーンがついたEchoSpot(エコースポット)。
タッチスクリーン以外はEchoDotよりスピーカーが少しだけ強化されたくらいですが、このスクリーンがいい味を出しているようです。
通常時には時計や今日の天気や予定が表示されますが、音楽をかけているときはアーティスト名や曲名、ジャケットなどが表示されたりインテリア性にも富んでいますね。
設定変更などもアプリを使わずにスクリーンでもある程度できるので便利そうです。
その他にも大型液晶ディスプレイを搭載したEchoShowやカメラ型のEchoLook、バッテリー内蔵で持ち運びができるTapなどがあるようですが、いずれも現時点では日本未発売。
初めて購入を考えている人には、圧倒的な低価格と充実した機能をもつEchoDotがおすすめかもしれません。
Amazonプライム会員特典は結構な種類の映像(アニメや映画、ドラマなど)や本、音楽が見放題&聞き放題など15種類以上。
>> Amazonプライム無料体験
実際に使ってみて
まず、最初の目的通り音楽を聴くために使ってみました。
(Amazon prime会員なら100万曲以上が聴けます)
アレクサ、クラシックの曲をかけて
Amazon Musicのステーション「静かなクラシック」を再生します。
おぉ~!このお願いは難なくクリア。
ちょっと感動的な瞬間ですね。
洋楽をかけてとか、ジャズ音楽をかけてといった呼びかけには比較的すんなり対応してもらえるようです。
調子に乗ってもっと聴きたい曲を絞ってリクエストしてみたところ…
アレクサ、ドラクエの音楽をかけて
…ドラクエの音楽を聴きたいですか?
えっ…あ、はい。
…ドラクエの音楽を見つけられませんでした。
なんで聞いたんや!
まさかの質問返しで上げて落とす。
期待させておいてヒドイ!
と思ったんですが、どうやらこれは私の滑舌が悪かったせいのようです。
私の呼びかけはよく無視されます。
曲名を指定してリクエストしたときなどによく聞き返されるので、聞き取りづらい言葉を反復して確認してくれてるんですね。
また、「ペルソナ3(スリー)」と言うと見つけてもらえない曲が、「ペルソナ3(さん)」と数字の読みを変えれば見つかったりと、呼びかけ方によって得られる結果が変わることもあります。
このようにちょっとややこしいところもありますが、スピーカーとしての音質も悪くはないようだし、再生中に音量の上げ下げにも対応してもらえて音楽を聴くことに関しては概ね期待通りの働きを見せてくれています。
そのほか、データ集めなど便利な使い方ができることを期待して主に野球関連の質問を投げかけてみました。
アレクサ、ジャイアンツの本拠地は?
読売ジャイアンツのホームグラウンドは東京ドームです。
簡単な質問には完璧に答えてくれます。
しかし…
アレクサ、岡本和真の打率を教えて
ごめんなさい。今はわかりません
こういうデータをさっと出してくれたらすごく便利なんだけど…。
ちょっと難しかったか…
それならば…
アレクサ、坂本勇人の背番号は?
坂本勇人の背番号は6です。
ふむふむ、この程度なら答えてくれるわけですね。
それじゃあ…
アレクサ、小林誠司の背番号は?
むむっ…難しいです。
えっ…?
アレクサ、菅野智之の背番号は?
菅野智之の背番号は19です。
なぜ小林のはわからないんだ?
アレクサ、小林誠司の背番号
小林○○店の電話番号は○○○○です。
背番号についてのデータがある選手と無い選手がいるようです…。
期待していたデータ集めに使うのはちょっと難しいかな。
アレクサ、ジャイアンツの試合結果を教えて
読売ジャイアンツは8/4の試合で中日ドラゴンズに6-4で勝ちました。次は8/5、14時から中日ドラゴンズと試合があります。
試合結果や日程についてはタイムリーな情報を教えてくれました。
あと、計算(加減乗除)なんかは完璧にやってくれるので打率計算など、数字を出すときは電卓要らずで重宝しそうです。
どのように役立つかは使い手次第といったところですね。
しかし、集音マイクをONにしたままだと、呼びかけるつもりがなくても会話に出てきた「アレクサ」という言葉にすぐに反応してしまうので、その度にちょっと申し訳ない気持ちになるということもお知らせしておきます。
さらに会話の中でアレクサのことを話しているわけじゃなくても、「あ」と「れ」と「く」と「さ」の言葉をつなげて言ったらそれに反応されてしまうという…
海藤優の禁句(タブー)の能力のよう…w
(家族との会話)アレクサンダーが出てきたのは確か…ナントカカントカ
アレクサだっちゃ!!
エェェ…(;゚д゚)
前後の言葉も微妙に拾っているので突拍子も無いセリフが返ってきます。
呼びかけたつもりが無かったところで突然喋られたのでかなりびっくりしましたが、アレクサはなかなかユーモラスな受け答えもいろいろと用意しているようですね。
野球関連での活用
アレクサには「スキル」という、言わばスマホのアプリのような追加機能があります。
スキルストアでラジオ放送やレシピなど好みのスキルを選ぶことでアレクサの機能が追加され、より便利に活用することができるというものです。
実に数多くのスキルが作られており、その内容はビジネスに関することや教育、ゲームや美容についてなどさまざま…。
そんな中、野球に関するスキルもいくつかありました。
野球に関するトリビアを聞けるスキルや、カープの情報を教えてくれるスキルなど。
私は高校野球の情報が聞けるスキルを最近新たに追加したので、いよいよ始まる甲子園の情報収集にアレクサが役立ってくれることを期待していますが、野球関連のスキルはまだまだ数が少ないようです。
今後、ハイライトなどの試合情報のほかにも、打率やHR数などの簡単な数字やセイバーメトリクスのようなマニアックなデータを取り扱うスキルが登場すれば野球好きにとってなくてはならないアイテムになるかもしれませんね。 誰か早くお願い!
- 野球トリビアbyデータスタジアム
- 高校野球速報by朝日新聞アルキキ
- 鯉の野球豆知識
- FUKU-METER(UNOFFICIAL)
- Veryカープ!ハイライト
さいごに
今回はAmazonが販売するスマートスピーカーEchoシリーズの詳細や使ってみた感想、野球関連での活用や展望について書いてみました。
購入してからまだあまり時間が経っていないのでほとんど使いこなせていませんが、今のところとても便利だと思うし、まだまだ可能性を感じますね。
特に私が希望するのは野球関連スキルの充実です。
毎回ブログを書くのにいろいろなデータを調べたりしているので、その作業をアレクサが少しでも効率化してくれればとても助かりそうです。
当然野球以外でも活用の幅はどんどん広がっているので、今後この分野がどのように進化していくのか興味深いですね。
コメント