新型コロナ流行の影響でこれまでの生活・常識からいろいろなことが変わりました。
そのひとつが「マスク」です。
老若男女問わず外出時には皆マスクを着けていますよね。
当初はマスクの効果に疑問を呈していたWHOも6月に入って無症状でも着用を推奨し始めましたし、さまざまな実験でマスクの効果が認められています。
>>マスクのコロナ感染抑制効果、ハムスター実験で明らかに 香港大
さらにiPS細胞の研究で有名で、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授が提唱したジョギングエチケットによって運動時にもマスクを着ける人が増えました。
新型コロナウイルスは感染しても多くの人は無症状です。発症する場合も、潜伏期にすでに感染力があると考えられています。ジョギングできるくらい元気でも、実は感染しているかもしれません。走って大きな息をするときは、咳やくしゃみと同じように周囲への配慮が望まれます。マスク、もしくはバフ、ネックゲイター等でジョギングエチケットを心がけましょう。
私は週に数回、だいたい10キロ程度走っているのですが、その時にはジョギングエチケットを心掛けるようにしています。
最初は普通の不織布マスクを着けていたんですが、もともと通気性が悪いので呼吸はしづらく、汗をかいたりすれば口元にくっついて余計に苦しくなってしまい断念…。
今はウイルスを防ぐ効果はほとんどないけど、飛沫を防げるスペイン発祥のブランド「BUFF」(バフ)のネックチューブ(ネックゲイター)を愛用しています。山中教授も着けているらしい。

こんな感じのやつ
BUFFに変えてからマスクよりはかなり楽に息ができるようになりました。
最近は熱中症のことも考え、周囲に誰もいないときは首に巻いてるだけにして人に近づいたときに口元を隠すようにしています。人が少ない状況ならこれでOKらしい。
マスクに関しても、使い捨て不織布のものですら手に入らなかったウイルス流行当初に比べると全てにおいて充実してきました。
「何でもいいので欲しい」という意識から、消費者が自分のニーズに合わせた商品を選ぶ時期に変わりましたね。
さまざまなメーカーから数多くのマスクが販売されていますが、特に人気が高いのが「有名スポーツメーカーのマスク」です。公式ネットショップで〇万枚限定などで予約を募っても一瞬で売り切れ…
それでは国内外で販売されている有名スポーツメーカーのマスクを数点紹介してみます。
ミズノ マウスカバー
まずは人気沸騰中の「ミズノマウスカバー」。

ミズノ公式オンラインショップ
他社が水着の生地でマスクをつくったというニュースを見聞きした水野明人社長が「水着と言えばうちじゃないか」と、捨てないといけない生地で社員向けにつくらせたのが製造・販売のきっかけとのこと。
サラサラ感があり洗ってもすぐに乾く2WAYストレッチ素材を採用しており、耳の後ろが痛くなりにくいことなどが好評のようです。
さらに数多くのトップアスリートが着用していることもあって爆発的な人気を獲得。
原英莉花、大人気のミズノマスクを会場でも愛用「着けています。涼しいです」…アース・モンダミンカップが25日開幕 https://t.co/KwD2PTummU #スポーツ #sports #ニュース
— スポーツ報知 (@SportsHochi) June 24, 2020
値段は単色タイプが1枚935円、プリントタイプが990円、内側に接触涼感素材「アイスタッチ」を装着したアイスタッチタイプが1320円(全て税込)となっています。製造国はアイスタッチタイプだけがインドネシアであとは日本製。
私も今回の抽選に応募しているので当たればいいなと思っています。

当たりました。フィット感が良くマスクがずれにくい点が気に入っています。普通タイプのマスクでしたが生産国はインドネシアでした。
ヨネックス スポーツフェイスマスク
バドミントンで有名なヨネックスも「ヨネックス スポーツフェイスマスク」という名前でマスクを販売。

ヨネックス公式オンラインショップ
植物由来キシリトールの涼感効果で爽やかに使えることと洗濯して繰り返し使えることが特徴。
製造は中国製ですが、840円(税抜)と高すぎない価格設定とかわいい色合いやデザインが人気を博し、先着販売は一瞬で品切れになりました。
バドミントンのスタープレイヤーである桃田賢斗選手が着用していたのも人気が出た理由かもしれません。
ヨネックスから、マスクを頂きました。心遣いありがたいです。
ありがとう@yonex_jp #yonex #感謝 #初心を忘れずに pic.twitter.com/tNMrSSFb4Q— 桃田賢斗 (@momota_kento) May 28, 2020
アンダーアーマー UA スポーツマスク
そしてジャイアンツのオフィシャルパートナーでもあるアンダーアーマーも「UA スポーツマスク」の予約を受け付けました。

アンダーアーマー公式サイト
世界中のアスリートの悩みを解消するために開発されたこのマスクは、吸汗速乾に優れた生地を使用することで高い通気性を実現し、ストレッチ性のある生地と調整可能なノーズブリッジを採用することでフィット感を高め、接触冷感のアイソチル素材によって涼しさを追求しているとのこと。
価格は1枚3000円(しかも税抜)とかなりお高いですが、この中にはおそらく送料と代引き手数料(支払い方法は代引きのみ)が入っていると思うので実質2000円くらいでしょうか。それでも高いけど…。
8月お届け分の初回3万枚は2時間くらいで売り切れ、9月以降の予約はまだ受け付けていると思われます。
謳っている機能性の高さとトップアスリートやジャイアンツの関係者にも着けている人が多かったので私も1個先行予約しました!届くのが楽しみです。

7月末に到着!
柔らか素材で着け心地は悪くありませんし、接触冷感のアイソチル素材もサラサラしていていい感じです。
ただ、生地がしっかりしているので夏場はやっぱり暑いかも。冬場は快適そうです。
あとはサイズ感ですが、フィット感を高めたいなら少し小さめサイズのほうがいいかもしれません。ちょっとぶかぶかしてます。耳ゴムの長さを調整できるタイプならよかったんですけどね。
一般の洗えるマスクよりしっかりしたつくりになっているので、洗うときは下着なんかと同じように洗ったほうがいいかもです。紐部分が若干弱く見えるので優しく取り扱いましょう!
ちなみに製造国はベトナムでした。
遠征行ってきます!#UAスポーツマスク#アンダーアーマー pic.twitter.com/aeKWgjCvzc
— 松田宣浩 (@match_no3) June 22, 2020
アシックス ランナーズフェイスカバ―
スポーツ用品王手アシックスは呼吸がしやすく高いフィット性を追求したランナー向けマスク「アシックスランナーズフェイスカバー」を発売予定。

アシックス公式サイト
「マスクを着用して走るのは息苦しい」という多数のランナーの声に応えたマスクで、速乾性に優れた素材やマスク本体と口の間に適度な空間をもたせる立体設計、通気性向上のために下部にメッシュ素材を採用するなど細部にこだわった仕様となっています。
中国製にもかかわらず値段は1個3800円(税抜)とアンダーアーマーを超える価格設定…。強気ですね。
9月中旬から、アシックス直営店やアシックスオンラインストアなどで発売開始予定です。
アディダス US FACE COVERS M/L 3-PACK
そのほか、日本ではまだ未発売ですが、海外の公式サイトでは販売を開始している有名メーカーが「アディダス」と「ニューバランス」。

adidas US FACE COVERS M/L 3-PACK
左側にアディダスロゴがプリントされただけのシンプルデザインのこのマスクは柔軟性の高いリサイクルポリエステル素材を採用したフィット感の高さと呼吸のしやすさが特徴。
値段も現地(US)では3枚で16ドル(1700円くらい)と割安感もあり、かなりの人気を獲得しているようです。
商品レビューを見ても「長時間着用しても非常に快適」「品質とデザインが素晴らしい」「スタイリッシュでフィット感も高い」など、高評価が並んでいます。335件のレビューで☆4.5。
現在は日本での販売はなく、欧州、北米、中国でのみ展開しているようです。

サッカーEPL・マンチェスターユナイテッドの選手(ラッシュフォードかな?)もアディダスマスクを着用
ほかのエリアにも順次拡大を予定しているとのことですので、この高評価を見たら日本でも凄い人気になりそう。
追記…日本でもついに発売開始のようです。8月1日から公式アプリで先行予約を開始(2日時点で既に売り切れ状態でした)し、8月7日からアディダス直営店で順次販売予定とのこと。
ニューバランス US NB Face Mask V3

NB US NB Face Mask V3
一方4月から米国工場で医療用のフェイスマスクを製造していたニューバランスは、6月に入って一般向けにフェイスマスクを販売。
ポリエステル/TPU、スエードポリエステル、ポリウレタンろ過フォーム、ナイロントリコットの3層構造を採用したこのマスクは軽量で通気性に優れ、洗えば何度でも使える点が特徴です。
デザインはとてもかわいいのですぐに売り切れたようですが、商品レビューを見ると…
「ニオイが気になる」「仕上がりが悪い」「耳の後ろに炎症が起こった」などマイナスの感想が多数。87件のレビューで☆2。
多くはつくりの粗さを指摘するものが多く、画像と現物が全く違うなどの声も多かったです。商品の質に問題があったのでしょう。
アメリカでは3枚入りで24.99ドル(2700円くらい)で販売されていますが、他エリアでの展開は未定とのことで、改良の余地がありそうですね。
追記…旧モデルは評価が芳しくなかったためか別形状のニューバランスマスクが日本でも販売され始めました。
プーマ フェイスマスク

フェイスマスク II (Black-unity collection)
ドイツを本拠地とするスポーツ用品メーカー「プーマ」も一般用マスクを販売しました。
繰り返し手洗い洗濯が可能な三重構造のファブリックマスクで、形状は少し違いますがヨネックスマスクと同じように耳元のアジャスターで長さ調節が可能なタイプです。
値段は2枚セットで税込1650円。プーマの公式通販サイトで販売を確認しました。
そのほか大手コンビニエンスストア・ファミリーマートにてノーズクリップのついた別タイプのマスクも数量限定で販売されています。
そのほかの有名メーカーであるナイキなどのマスクも探してみましたが、現時点では情報はありませんでした。
ロゴだけプリントした偽物が韓国などから輸入されているみたいなので注意してくださいね。
また追加情報があれば追記します。


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